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コロナ共生時代に備えるには?【3つの対策で自分軸を作る】

いよいよ、日本でも地域ごとに緊急事態宣言、外出自粛の解除が始まります。

 

第2波、第3波はあるのか、アフターコロナの世界はどうなるのか…
コロナによる今回のパラダイムシフトを個人がどう捉え、向き合うかが問われている、と言われています。

 

いずれにしろ、経験したことがないため、不安は尽きません。

 

今できることは、その『不安』の正体を具体的に知り、自分軸を作ることでしょう。自分なりにコロナ共生に対する見解を持ち、備えることにつきるからです。

 

そにための対策を3つ挙げました。

 

ポイント

・『最悪のシナリオ』を知る

・検証:複数の情報を探る

・覚悟:責任を負う

 

 

『最悪のシナリオを知る』

 

ここに挙げた本は、不安の正体である「最悪のシナリオ」を想定して書かれています。趣旨としては、最悪とはどういうものかを知り、万が一のために備えるため、です。

「最悪のシナリオ」を知ることにより、緊急事態宣言が解除されても、油断せず、対策や準備を練ることができます。

 

『世界大恐慌突入!! アフターコロナ「仕事消滅時代」を生き抜くためのサバイバルマニュアル ― これから起きることと7つの戦略』
著者 : 本田健
公開日 : 2020年4月28日(火)正午

(Amazonの無料冊子版では、はじめに、目次、1章のはじめまで読めます)

 

著者の本田健、という名前で「怪しい人」という印象を持たれる方(特に男性)は多い。私もその一人でした。ただ、最近では彼のおかげ(youtube)で、一足早く備蓄に備えることができました。

本田健氏の本については、同サイトの『happy money』~お金に振り回されないために・本田健著書8冊からの考察~』をご覧ください。

 

ちなみに私はこの本を読んでから、まんまと不安をあおられたようで、真夜中に目が覚めて眠れぬ日々が続いています…笑

 

読むなら、それなりに覚悟は必要です。なにせ「最悪」のシナリオなので、聞きたくないような単語、たとえば、大失業時代、倒産、金融恐慌、が飛び交っています。

 

余談ですが、本田氏は有料のオンラインサロンを開きました。参加費はなんと約2万円。商売上手と批判されても仕方ないお値段です!

そのオンラインサロンに参加した人が、早速、youtubeで内容を公開… のぞいたところ、内容は、本よりずっと深刻な『最悪のシナリオ』でした。高いお金を払ってでも情報を入れたいという意識の高い人向け、だそうです。

あえて、そのyoutubeは紹介しませんが、興味のある人は、観ておくといいかもしれません。

 

 

検証:信用できる複数の情報を探る

 

併せて、「コロナの時代の僕ら」パオロ・ジョルダーノ(早川書房)を中田敦彦がyoutubeで解説したので紹介します。

 

 

本作は、イタリアの人気作家がイタリアでコロナ感染が猛威を振るっている期間に書き上げられました。

今後、アフターコロナを迎えるにあたって、我々はどう向き合っていくかが書かれています。コロナ感染の発症の原因をある国に負わせること、そんな風潮がいかにおろかで危険か、が理解できます。

 

youtubeの解説は、30分ほどで聞けるので、こちらも鑑賞することをお勧めします。

 

そして感染予見映画として取りだたされた『コンテイジョン』(2011年製作)。

 

観ておく価値はありました。パンデミックを冷静に俯瞰できます。世界の動きとして、今後どこに注目をしていけばいいのか、世界のからくり、仕組みも垣間見えます。

 

映像なのでリアルに恐怖をあおがれますのでご注意ください。

cineカエルでは、鑑賞する際のポイントや感想を書きました。よかったらご覧下さい。
https://frog-and-magnolia-cinema.com/reccomend_contagion2011/2020/

 

まとめ 責任を負う覚悟

 

日本は、今のところ医療崩壊は、幸い、免れた模様です。次は、経済の問題が浮上します。今後、具体的な数字として表れるはずです。それは、私たちの暮らしに与える影響がより身近になることを意味しています。

 

大恐慌、大失業時代に入り、危機が迫った時、我々はどう立ち振る舞えるのか… 本田健氏としては「普通の人がホームレスになる」ことが容易に考えられると言います。

 

紹介した情報はほんの一握りですが、『最悪のシナリオ』として、それなりに全容が見えてくるはずです。

 

一つだけの情報に偏ることなく、複数の情報を、自分なりに納得する形で様々な角度から検証したうえで、自分軸を作っていく、ことが、今、やるべきことのひとつとして挙げられます。

 

何か不都合なことが起こった場合、政治や国、他人のせいにするのは、短絡すぎる上、すでに手遅れであり、混乱や不安を招くだけです。自分軸に従って生きていくこと、は、当たり前のようですが、混乱する時代は、難しくなります。噂やデマに流されやすくなるからです。

 

今後、政治や国は、もっと、あてにならないでしょう。痛い想いをした後に、個人はやっと目覚め、解決策を自分で考え、実行していく…

 

そして個人だけでは解決しがたい局面が出てきた時に、人に協力をあおげるか、逆に協力できる余裕があるのか…

 

人間はひとりでは生きていけません。だからこそ自然発生的に、本能的に、協力しあった末に、新たなコミュニティ、仕組みが出来上がっていくーーー、自分たちで作らざるを得ない時代が来るかもしれません。

 

不安は消えません。ただ、いざという時の心構えがあり、自分軸さえ備えていれば、明るい未来が、きっと来る、と信じたいです。

 

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