キャリアコンサルタントになる 個性を磨く~経験×新たな好奇心~ 小さな好奇心も拾う

修了試験と今後の課題、乗り切るコツは?/キャリアコンサルタントになる!No.7

 

実務経験のない素人がキャリアコサルタント国家試験の応募資格を得るには、厚生労働省から認可を受けた講座の修了証明書が必要です。
※詳しくは、当サイト、受験資格と学校選び/ キャリアコンサルタントになる!No.1、をご覧ください。

 

講義10回目に、習得度確認テストが用意されています。本番の試験同様、正解率70%が合格ライン。
70%以下の場合は、レポートを提出してやっと認められます。

ここは、当然、70%以上を目指しますよ。

 

だって、久しぶりの本格的な学科試験。
過去の国家試験からの出題のため、本番さながらの模試であり、腕試し、ということで、ワクワクしました… 

 

現実を知るまでは。

 

いざ、過去問題がどんなものか知った途端、ワクワクなんて消えうせます…

 

救いは、学科試験は4択であること。
よくありがちな、『適切なものを選びなさい』もしくは『不適切なものを選びなさい』というもの。

 

いわば、すべてが引っかけ問題。

 

まず、設問の日本語が、紛らわしい。
そして細かいところまで問われるため、記憶があいまいだと自信をもって選べません。

そのため、結構必死で覚えないと合格ラインは厳しい…

 

やるしかない。

 

いい歳して言いきかせました。

 

さて試験結果は…

80点!

無事に70%クリア。
事務局の方は高得点でしたよ!と。

素直に喜ぶ50歳!

本番の試験は3か月後。
本番にむけて、試験勉強法を振り返り、反省点と今後の課題をまとめます。

 

過去問題をこなす

 

試験になれるためには、大学受験でいう赤本をやって、試験の傾向と対策をつかむことが常套手段。

つまり、過去問題をいかにやりつくすか。

 

過去問題は、直近の5回分まで無料でダウンロードできますよ。

 

まず、直近の3回分(第15回~13回)は以下のサイトから。

JCDA https://www.jcda-careerex.org/past.html
キャリアコンサルタント協議会 https://www.career-shiken.org/about/learninfo/

どちらも学科試験の内容は同じ。

 

第11回、第12回は以下から拾えます。

キャリアコンサルタント協議会
国家資格 キャリアコンサルタント試験 http://cccshiken.samplej.com/past.html

これで、ざっと過去5回分の過去問題がそろいました。

 

今回の自分の試験勉強は、

・ダウンロードして本番さながら、時間をはかってやってみる
・そして間違いを重点的に見直す

 

なんら特別なことはなく、至極、鉄板な試験勉強法。

 

今回、時間の制約もあり、過去4回分しかできませんでした。
1回分の過去問題につき、間違いの見直し、掘り下げなど、腑に落ちるまで調べたりすると、2日はかかりました。

 

過去問題だけでなく、ここはしっかり、講義の復習として宿題も見直します。

この宿題、実は、講義のテーマにあわせた過去問題。
丁寧な解説があるので、とても役立ちますね。調べる時間が省けるので便利。

 

間違いは調べつくす

 

間違いが多いとそれなりにショックです。

 

言い方をかえると、自分の理解不足が具体的に明らかになった、ということ。

それさえ、克服すれば点は取れる、と一生懸命言い聞かせて重い腰をあげました。

 

間違いを活かすには、当然ながら、腑に落ちるまで調べるしかありません。

 

これが時間がかかる!

 

講座で使った複数の参考書や資料をひっくり返しては納得するまで読み返すものの頭に入ってこない。

仕方ないので、自分なりに紙に書いてまとめると、やっと頭に入ってきます。

 

この地味な作業を楽しむにはどうしたらいいか…

 

キャリア理論に関しては、それなりに楽しめます。
読み返して、深掘りすると、その学者の人物像や背景が見えたりと、面白い発見に出会えるからです。

 

一番困ったのは、労働法、各省庁が実施する調査結果について。

ここは機械的に覚えるしかなく、ため息しか出てこない…

ただし、労働法は、知っておくべきもので役に立ちます。
頭では分かっているものの、興味が出ない…

教科書や参考書を読むだけでは、眠くなるだけ。
問題をこなしたほうが、印象が強く残るので、まだ記憶に残ります。

 

結論

興味が持てない内容ほど、ひたすら問題の数をこなすしかない

 

ちなみに、何に興味があるかないかは別として、

 

過去問題集は最低3回繰り返す

 

というのが基本らしいっす。

 

やる気ピークをどう本番にもっていくか

 

先週、講座は終了しました。

修了証もいただけたので、国家試験の応募資格を無事にゲット。
あとは、受験申込をすませば、最低必要限の準備は終わり。

 

本番まであと3ヵ月。

意外と先は長い…

 

やる気、試験勉強のテンションをどうやって本番でピークにもっていくか。

年末年始までは、トーンダウンさせてゆるくしたい。
お休みは、休みを思い切り楽しむことが理想。
今年はコロナで、休みは自宅にこもるしかなさそう…
それでも勉強はしたくないなあ。

 

人生、バランスが大事。
人はいろんな役割をもっている。仕事だけ成功しても幸せは得られない!

有名な理論、ハンセンの『統合的キャリア発達』でも取り上げられている。お気に入りで背中を後押ししてくれる理論のひとつ。

 

キャリアを考えることは、人生をどう生きるかにつながります。

 

ここを学術的に体系化されている点に、私はキャリアコンサルタントに惹かれたのだった!(と初心を振り返る)

キャリアコンサルタント講座は、ここを効率よく学べられる上、頑張れば資格までついてくる!
興味本意だけのワークショップに比べると、身の入り方が違うなあ。

久しぶりに試験勉強をしている自分が面白かったりもします!笑

 

ポイント

やる気を持続させるために…

なぜ、講座を受けてまで、資格を取ろうと決意したのか、

ここで、初心を振り返る

 

講座の前半は講義中心、後半はカウンセリングの実技練習。

今はカウンセリングの実技演習の余韻が残っていて、カウンセリング技法を支えている理論たちをもう少し頭で整理したい。

さらに、このゆるい時間を使って、キャリアコンサルタントから枠を広げて心理学をもっと知りたい。
せめて心理学の基礎、精神分析の初歩くらいは掘り下げたいなあ。

 

ユング心理学なんて、普遍的無意識を扱い、スピリチュアルや東洋思想とつながりがあることはあまりにも有名な話。

 

そもそもキャリアコンサルタントの枠だけでは収まらないことは、講座を受ける前から分かっていたこと。

いよいよ、キャリアコンサルタントがどういうものか、講座を受けて具体的に見えたところで、自分なりにどう広げていくかが、今後の課題です。

 

そのためにも12月は、あえて、試験のための理論や法律関係は忘れよう。

キャリアコンサルタントの枠を超えたその先に、何があるのか、自分なりに見えたところで、一層やる気が出るはずだ。
そこをつかむのが12月。

 

ただし1月からは切り替えて、現実的に試験勉強を徐々にピッチをあげていくイメージを忘れない。むしろ強く意識しなきゃ。

 

そのために、過去問題集の選定や便利サイトをどう使いこなすか、1月から試験勉強として具体的に何をやるか、あたりはちゃんとつけておこう。

 

まとめ

 

講座終了から、本番の試験まで、3ヵ月。

 

長い。

 

ここで何をするか、が、問われているよう。
コロナ感染状況、ワクチンの動き、景気の動向も見据えることが、否が応でも求められてしまう。

 

そして、時代の転換期。

 

200年ぶりに時代が変わります。
精神世界では有名な話で「風の時代」に突入。物質主義の「土の時代」は終わり。

 

目に見えないことが主流になるんです。

 

「目に見えないこと」って?

 

代表的なのは「心」です。


その意味するところは、自分が本当にしたいこと、直観や感情を素直に受け入れ、従うこと

自分に素直になること、常識・世間体に捉われず、自分のやりたいことを認め、率先してやってみること

 

 

ちなみに、現代の激動の時代におけるキャリア理論、クランボルツ「計画された偶発性」ジェラット「積極的不確実性」にも通じてて面白い!

 

下記、参考書のクランボルツ著『その幸運は偶然ではないんです』のコピーは❝もはやキャリアコンサルタントはいらない❞。ここまで言い切るところが楽しい。

この本は、計画は大事だが、偶然性や直感に従うことでうまくいく、ことの事例集です。計画にあまり固執しない柔軟性こそ激動の時代を生きるヒントだと語られています。ワークもあり、テーマに沿う形で自己理解ができるのも本作の魅力。

 

風の時代は、これにつきるようです。

 

自分にとって『キャリコン』もそのひとつ。
自分でも驚いています。まさか自分が目指すとは!まったく想定外。

しかしピンと来てしまったので、とにかく善は急げで動いています。

 

直観と即行動、は風の時代を生き抜くコツ。

その選択が正しいかどうかは、やってみないと分からない!

 

違ったら笑い飛ばせばいい。


このぐらい軽やかに心に従ってみることを実践中です。

 

■参考書

-キャリアコンサルタントになる, 個性を磨く~経験×新たな好奇心~, 小さな好奇心も拾う