今、時代が大きく変わろうとしています。
科学技術の進歩としてAIが代表例ですが、どうやらコロナ感染拡大も時代が変わる転機として大きく加担しているように思われます。
2012年あたりから男性性から女性性の時代へ移行すると言われてきました。男性性とは、思考、競争、経済発展、物質主義のことを言い、従来の社会通年や常識がこれにあたります。代わって、真逆である女性性は、心の充実、平和、共存、非物質主義を言い、この通念が時代の主流になります。
確かに、日本では慢性的な成熟社会が続いています。特に歴史ある大きな企業は伝統や慣習、しきたりに囚われ、従来のやり方から抜けきれません。また集団的な同調圧力もあり新しい風を起こしにくい環境でもあります。しかしほとんどの人が行き詰まりを感じ、もはや隠し切れずにいます…
『高学歴で大手企業に入ること』が人の幸せという親から教わってきた図式はもはや崩れています。
40代でたまたまたどりついたのが業界一位、歴史ある大手企業でした。しかし入ってびっくり。時代錯誤もいいとこ。私と同じ歳の新卒で入った人たちのプライドもなんて高いことか。一方で、現在では会社としての世間の評価・人気は当時と比べ確実に落ちている…
そのギャップを身近で感じるにつれ、虚しさがこみ上げました。さらに同じグループ会社なのに、ヒエラルキーの違いによる男性たちのプライドの戦いで仕事が先に進みません… 入社当初から馴染めず自分はこの会社でどうするべきかと悩んでいました。
時代が変わってきているのは知りつつも、実体がついていってません。
では、新しい時代「女性性」の流れに乗るには、どうすればいいでしょうか?
教育や男性性社会で長年生き抜いてきたおかげで従来の常識が染みついている40代、50代の世代は非常に戸惑います。プライドが高い人、成果を出しそれなりに高い地位にいる人こそ、簡単にシフトチェンジはできないでしょう。
そこで、潜在意識、量子力学、脳科学です。
これらの見地には、この時代を生き抜くヒントがあります。意識的にその見地を取り入れ行動することにより、女性性の時代が生きやすくなります。さらに、そうすることで、結果的に本来の自分を取り戻し充実した人生を送ることができると言われています。
なぜなら、いずれも女性性のキーとなる「心」に焦点を置くからです。従来の男性性の時代では「思考」に重点を置いていましたが、これからは心の時代になります。
会社をやめてからこの3年間、ずっと探ってきた私のテーマでもあります。大手企業で働いて実感したのは『今までの常識は通用しないのではないか? だとしたら、今後生きていく指針が欲しい』と様々な本や知見をあさりました。指針があれば、迷ったときに立ち戻れるからです。それがないと同じことの繰り返しになると思いました。
簡単ながら3回にわたってこのテーマについてまとめていきます。最近は同じように悩んでいる人が多い、または、“この世の仕組み(本質・自然の摂理・原則)”に気づき始めたからか提唱する人も多いです。
この記事で、自分の在り方を振り返ったり、確認するきっかけにしてください。
第1回は潜在意識についてです。
目次
潜在意識について
顕在意識と潜在意識
顕在意識とは、主に左脳の働く部分で、思考、計算、論理、判断する機能と言われます。潜在意識とは、右脳の働く部分で感覚、感性、芸術をつかさどります。そして顕在意識は1~5%で、残りの95%が潜在意識と言われています。よく氷山にたとえられ海から見えている部分が顕在意識で水面下に奥深くそびえ立っているのが潜在意識です。
厄介なのは潜在意識のほとんどが無意識の領域のため、コントロールが非常に難しいことにあります。
潜在意識の3つの層
潜在意識は3つの層に分かれていると言われています。
1、精神分析学創設したフロイトが初めて説いた“潜在意識”(無意識の領域)
2、ユングの“集合意識” 無意識の深いところで人々の意識はつながっている
3、宇宙意識/Something Great(アインシュタインの表現)/ハイヤーセルフ/イエス/神/愛/空(仏教)
1から3に進むにつれ無意識の層が深くなっていく構造です。ここで注目したいのが、自分の意識の奥の一番底には、愛、慈しみ、神、空、Someting Greatの領域につながっているということです。
すごく簡略して言うと、
自分の無意識の領域の奥の奥に、愛や神、どう呼んでもいいですが、一番しっくりくるアイシュタインの言い方を借りると"Someting Great”(偉大なる力)は実は自分自身の根底にあるということになります。
ということは、大げさにいえば、愛、慈しみ、偉大なる力、神は、自分自身、となるのです。
心は潜在意識のセンサー
潜在意識は心と密接な関係にあります。そして心は感情となって我々に訴えかけてきます。感情は大きく分ければ2種類。快(歓び・感謝)か、不快(恐れ・不安・怒り)です。
潜在意識とつながっている心は、上記の愛(=偉大なる力、神)とも、おおざっぱには、言い換えられます。つまり、心(=愛、神、偉大なる力)が喜ぶなら、結局、それが、すべての答えに通じることになります。
そうなると、頭ではなく「心はどう感じているか」ということがカギです。率先して心が喜ぶことをする、心で選べばいい、ということになります。女性性の時代になった今、つまり心の時代では、ますます、ここが重要なのです。
だから、バシャールを筆頭に多くの人が『心がワクワクすること、楽しいことをやりましょう』と言うのはこれが理由です。
つまり、すべてにおいて、難しいことは考えず、単純に心に素直になればいいだけ、の話なのです。
まとめ
・潜在意識の根底は宇宙意識があり、それは、偉大なる力、愛、慈しみ、神などと呼ばれる領域
⇒ 自分自身=偉大なる力/愛/神
・心は潜在意識のセンサー 「心=愛、神、偉大なる力」を基にすれば答えは見えてくる
⇒ 頭(思考)ではなく心の感覚・感情を信じる(世間体・常識はあてにならない)
・心(感情)が喜ぶことを率先して意識し行動にうつせば結果がついてくる
⇒ 自分に素直になる(本当の自分は心がすでに知っている)
参考資料
「科学的 潜在意識の書き換え方」 小森圭太著
「科学的 お金と幸運の引き寄せ」 小森圭太著
「宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました~会社で死にそうだったバリキャリ女子が、人生で奇跡を起こした方法」 タマオキアヤ著
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