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【面接試験対策】直前におすすめできないこと&ひたすらやること/キャリコンになるNo.14

 

とうとう面接(実技)試験まであと2日となりました。

皆さんは、面接試験対策として何をしていますか?

 

最後の個別指導を、昨日してもらったら、

 

「これでは受からない、心配です」

 

講師から言われてしまいました。

 

その原因を探ったところ、思い当たるところが2点、ありました。

 

あくまでも主観的なものですが、参考にしてください。

 

そしてベストな態勢で面接試験を迎えるための対策を考えました。

 

 

気のゆるみ

 

先週、学科試験が終わり、答え合わせをして、合格ラインだと自覚したとたん、どうやら、想定以上に気が緩みました…

 

つまり、面接試験に臨む気持ちに、切り替えができていなかったのです。

 

とはいえ、

 

復習をかねて、試験対策の動画やキャリコン関係の政府が作成した動画などYoutubeで流れているのでロールプレイの要領やイメージをつかもうと、複数見ました。

気の緩んだ、比較的リラックスした状態で。

 

この動画を観ることで面接試験モードに切り替えたつもりでいましたが、そこに大きな落とし穴がありました。

 

この動画が災い?!

 

この動画、というのは、2種類あります。

 

①平成30年度 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発に関する調査・研究事業

各キャリアコンサルティング技法に関する動画、です。

以前、ここで紹介しましたね。確かに参考にはなるのですが、この試験直前のタイミングで観ることは不向きでした。

 

 

②キャリアコンサルタント キャリアコンサルティング技能士2級実技面接試験対策

津田裕子さんが、数多く動画を流しています。彼女は面接対策の参考書も出している方です。

 

参考書は、どうにかして面接がうまくなりたい一心で購入しました!

 

あくまで主観的な意見ですが、

 

今の自分にはこのロールプレイ動画を参考にするのは早すぎました

 

できれば、試験直前のタイミングで観ることはやめたほうがいい。

 

なぜなら具体的な方策を示す方向で話をまとめてしまう、というパターンが自分の中にイメージとして取り込まれてしまったようです。

 

ただし①の動画では、

動画冒頭に注意として「ラポールが十分に形成されてからの面接動画になります」とちゃんと謳っています。

もちろん頭では分かっているのですが、映像はおそろしいもので、その影響を無意識に受けてしまいます。

 

①と②あわせて、おそらく7本程観た後に、個人指導で面接練習を受けたら、なんと講師からこんな感想が!

 

ラポール形成をしっかりしないまま、尋問のように面接が進んでいった、と。

 

これ、一番最悪なやつ…

振出しに戻ってしまった!

 

さらに、

 

展開も早くて、これでは合格ラインには及びませんよ!

 

このテンポの速さは、恐らく②の動画から影響を受けてしまった気もします。

 

完全に他人のせいにしてますね。
すみません。

 

ただ結果として、思い当たる要因を書かせていただきますが

 

②の動画では登場人物に関西弁のアクセントがあるので、関西人のテンポの良さ、つまり、ある程度の速さ、が見受けられます。

 

語り口もやや速く、逆にこんな速さでもいいのか、という印象がありました。

 

もう1点、気になるのは動画の展開(流れ)です。

 

流れがパターン化されています。

すべての動画で、最後には方策をカウンセラーが具体的に提案するんです。収まりがいいように作られています。

 

そのパターンが、実は初心者には良くない。

 

通った養成講座では、方策までは展開させない、じっくり、ゆっくり、相手の話を聞くこと。

試験では、この傾聴ができているかが、最重要課題として問われることを強調していました。

確かに、試験概要にも、その点が書かれてあります…

 

個別指導の結果をうけ、ショックが大きくため息しか出ない…

試験3日前にして、振り出しにもどってしまった。

 

ここで、フォローのために、上記動画の良い点を書きますね。

①については、
厚生省のキャリコンの技法を紹介する動画ですが、技法の知識としては非常に役に立ちます。

パターン別によくまとめてあり、どんな課題がそれぞれあるのか、そこもよく理解できるので、課題把握とそのパターンを認識するのにとても便利です。

 

②については、
その名の通り、2級用の教材動画です。次の段階ではきっと役に立つでしょう。

 

では、直前に何をすればいいか?

 

まずは、学科試験の結果からとっとと気持ちを切り替えます。

私の場合は、そこに個別指導で受けたショックが襲いかかります。そのため学科試験のことは完全に頭から飛びました。

そのショックについては、一晩寝たせいか、すぐに対策へ気持ちを切り替えることができました。

 

それでは残りあと2日、何をすべきか3つ、挙げます。

 

欠点の自覚

こんだけ面接の練習をしていれば、自分の欠点は明らかなはず。

 

欠点を改めて再認識しましょう。

 

個別指導での最悪の評価は、かえって自分の欠点が浮き彫りになり、ここさえ本番で気を付ければいいと思いました。

 

ちなみに自分の欠点は、話すスピードが早く、相手の話を最後まで聞けていない、次の質問を考えている、こと。

 

ここをしっかり自覚して、本番は絶対にやらない、と誓う。笑

 

基本にかえる

 

面接でやることはこれだけ、ラポール形成(かかわり技法)に努める、と決める。

自分は初心者であることを忘れない。点取り虫に走らず、この1本にしぼる。

 

そのためには、この3つを本番の試験で、かかさずやること

 ・肯定的関心、共感、受容的な態度。
 ・話す速度は普段の半分でゆっくり、そして丁寧に。
 ・キーワード、感情のコトバは必ず同じ言葉で言い返す。その時、追体験するかのように深く味わう。

 

ここだけに集中できるよう心がけます。

 

ひたすらイメージトレーニングに徹する

 

とにかく、面接では、

上記に挙げた自分の欠点に細心の注意をはらい、

かかわり技法を完璧にこなし、

傾聴できている自分を

ひたすらイメージトレーニングをします。

 

暇さえあれば、イメトレ。

特に寝る間際が効果的だと言われています。

 

イメトレのコツは「自分にはできる」と思える自己肯定です。

 

自己肯定に自信のない人は、過去を振り返って、自分がピンチを乗り越えた時のこと思い出しましょう。

また面接試験に向けて今まで頑張ってきた努力もいいかもれません。

 

もしくは、

大舞台に立って演説する人のプレッシャーと比べてみる。

すると、たった15分の面接試験なんて大したことではない、と思えてきます。

 

極めつけとして

この残された時間だけ、日常生活も面接モードにするのはどうでしょうか。

 

ゆっくりと話し、

落ち着いた、どっしりした態度(相手に安心感を与える)で、

相手の話をちゃんと最後まで聞く、

決して語尾にかぶせない

要点や感情の言葉を同じ言葉で伝え返す

 

こうなったら、やってみるつもりです。

 

まとめ

 

面接では、相手にとって、自分(カウンセラー)が安全安心な場所になることが求められます。

 

これは、なかなか難しいですよね。

 

それって、人は潜在的に良くなる力が備わっている、という人間力をどれだけカウンセラーが信じているか、ということにつながると思っています。

 

何度も伝えていますが、これこそが来談者中心療法の根幹です。

 

カウンセラーはあくまで、相談者が内観でき、本人に気づきが得られるよう手助けする、いわば相談者のもうひとりの自分、という役割。だから本人が想像できないような指示的なことは一切言いません。

 

別の言葉でいうと、ミラー、自分をうつす鏡的存在、だと最近強く思うようになりました。

 

というのも、この動画が、そのことを確信に変えてくれました。

 

 

スピリチュアルという、目の見えない世界を扱っている内容の動画です。

 

驚いたことにカウンセラーの役割と共通することがスピリチュアルの視点で語られています。

 

スピリチュアルと聞いただけで、胡散臭い!と思ったあなた。

アインシュタインは、こう言っています。

 

「今、起きている問題は同じレベルの思考では解けない」

 

カウンセラーという今のご自身の理解や認識に新たな気づきを与えてくれるかもしれません。

 

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