思い浮かんだことは即行動にしています。時間があるなら、なおのこと。
ずっと気になっているところ、使い勝手が不便なところを解消すべくDIYしてみました。DIY初心者として、反省をこめて注意点をまとめました。
ポイント 超簡単DIYの極意 ① 直感やアイデアを基にイメージ作り ② まず自宅にあるもので工夫を検討 ③ いざ、買い出しへ 100均と近所の金物屋さんをチェック ④ 必ず完成させる! トライ&エラーは覚悟するべし
目次
ひらめく瞬間を意識する
時間があるなら、今こそ、思い浮かぶことは即実行するよい機会。とにかくポジティブ思考で即、行動に移すことで、気が晴れます。
テレビをつけていると実行するタイミングを逃すことが多く、邪魔されます。なので、まず手っ取り早くニュースだけ見る。暗いニュースや批判ばかりのワイドショーはできるだけ見ない。ネガティブ要素が強いので恐怖や不安をかきたれられるのが落ち。
無理やりポジティブになる必要はないけれど、「なんとかなる」ととりあえずは軽やかにとどめておく。そしていつものように家事をする。
家事で身体を動かすせいか、頭が空っぽになり、ひらめき、直感なるものが浮かんできます。それはたいてい気になっていたこと。
今回、自分が一番気になっていたのは、キッチンの隙間。その隙間に入る台車つきの調味料専用棚があったら便利に違いない!
DIY初心者の希望
・コストはかけたくない できるだけ家にあるもので工夫したい
・パーツを組み合わせるだけ
・大ごとにしたくない
・超簡単DIYですませたい
ここを基本の柱に据えます。
ネット検索
次は、アイデア探し。ネット検索でそれらしい画像がでてくるので十分。
今回アイデアだしで役立ったのがpinterest。アイデアの宝庫で気に入ったらどんどんピン漬けし画像を自分専用に保存できるサービス。
そのうちだいたいの組み合わせや形がイメージとして具体的に見えてくる。
ここでのポイントは完璧をめざさないこと!
ぼんやりとあいまいな完成像を思い描くぐらいがちょうどいい。なぜなら、イメージ通りに完璧なものはまず作れない・・・
できるだけ家にあるもので工夫
”家にあるもので工夫”を目指し、部品をさがす。失敗しても痛手が少なくて済む。いろいろ物色しては応用できないか考える。頭の体操にもなって、なかなか楽しい。
おかげで道具箱も整理できる。中途半端に残っている板のきれはし、くぎ、部品を見て想像をふくらます。
たりないパーツだけ買い物をしよう。
100均と町の金物屋さん
目的買いではあるが、お店にいくと、様々な部品や便利品が目に入る。するとアイデアがふくらむ!ここは自分の感覚にまかせて店内を少しだけ物色したい。
決して長居はしない。
5分だけと時間を決めて、希望の品が見つからないなら潔くあきらめる。
そして町の金物屋さんへ。
失礼ながらすたれた感があるほうがいい。なぜなら想定外の部品があったりする。歴史があるぶん品数、専門性があり奥が深い!
さらに値段は高くなるが、相談ができる。
こういうものを作りたくて、部品を探していると素直にきくと、お店の人からいろんなアイテムを紹介されたり、アイデアがもらえる。ありがたい。
相談できることは、100均にはないサービス。心強い。
実はこの金物屋さん、いろんな意味で穴場だ。(何度も申し訳ないが)すたれているように見えるからか人が殺到しない分、スーパーや100均で売り切れている除菌グッズやマスクが売られているから驚く。品切れで手に入らなかった除菌用洗剤を見つけ、即購入。得した!
さて、作るぞ
『部品はすべてそろった!』
買い物して疲れたから少し休憩…
はい、ここで終わりではありません。ここからが本番。
作ります!
DIYといっても、今回はパーツを組み合わせるだけ。できるだけ釘は使いたくないので、粘着テープと結束バンドは必須アイテム。
特に結束バンドはすごく便利。初心者には必需品。いろんなサイズをそろえておくことをお勧めします。
ここからトライ&エラーの始まりです。
トライ 1回目
あまかった。
底の板に粘着強度が強いテープで台車を止めてみたが、失敗。動かしたらテープから外れる。板にしっかり固定しないと台車が回らない… 当たり前だ。
とはいえ、板がうすいため釘を打ったらヒビがはいりそうだ。ためらわれる… まあ、板は100均で以前購入したもの。失敗すればまた厚めのものを買えばいい。
しかたなく釘の登場。想定外にうまくはまって時間もとられずスムーズに進められた。台車もしっかり固定され素直に嬉しい。
100均の素晴らしいところは、失敗してもリスクが低い。
トライ 2回目
やっぱりあまかった…
結束バンドが思いのほか、ぼこぼこ外れる… サイズが大きいからか隙間ができる。「パーツを組み合わせるだけで大ごとにしたくない」という浅はかな想いが裏目にでた。
そこで園芸用の細いバンドを使ってみたところ、ガッチリと固くしまる。
素晴らしい!
細かい部品のつなぎは、園芸用などできるだけ小さい幅のバンドを使えば、隙間が出にくくガッチリ結束する、と教訓を得た。きれいに固定され、びくともしない。
トライ 3回目
しっかし、自分は心底あまい。「初心者なんで」と自分にエクスキューズするものの、そんな自分が腹立たしい。
園芸用バンドでガッチリ止められたのはいいが、設置した2段の棚が調味料の高さとあわない… 大人としてこんな基本的なことができないことに、ショックをうける。確かめたはずのに…と複雑な思い。ここは歳のせいにしよう。
ガッチリときれいに止まっているバンドを泣く泣くカッターで切る。せつないやら、アホらしいやら。
やっと完成。おー神よ、ありがとう!!!
完成品
まとめ
大ごとにしたくない、パーツを組み合わせるだけにしたい、という超簡単DIYとはいえ、なめてはいけません。最低限の寸法をはかり、実行に移す前に確かめましょう。予想と反して、確かめたつもり、うまくいかない、ことが出てきます。
簡単だからすぐやり直せる、とはいうものの、失敗するとやる気はうせます…
そこを乗り越えて完成させると達成感が味わえます。完成するまで何度かトライ&エラーは続きますが、そこを楽しんで乗り越えてください。