「50歳は人生の正午」と言われるように、中高年期に入ると、今までの人生を振り返り、これからの生き方を多少なりとも考えるようになります。
人によっては、過去の自分をネガタィブにとらえ、将来を必要以上に悩み不安におそわれ負のスパイラルに陥ります。
これを中高年期クライシスとも呼んだりします。
クライシスまでは行かなくとも、自分も行く末をおもい悩む一人です。
そんな不安があったからこそ『これからどう生きるか』『どう楽しむか』をテーマに本サイトを立ち上げました。
記事「人生100年時代、どう生きる?~50歳からのライフデザイン~」を書きあげると、自分の方向性が具体的にひとつ見えてきました。
それは、今までの経験と新たな好奇心や興味をかけ合わせればオリジナル、つまり個性がますます強くになり、唯一無二のキャリアを築ける、ということ。
当然と言えば当然…
しかし、時代が急速に変化し、体の衰え、年齢によってやりたいこと、やれることは変化する、ことを素直に受け入れることがなかなかできませんでした。
❝今❞の時点で、好きなこと、やりたいことを積極的に取り入れて、単純に経験と組み合せばればよし、とする勇気がなかったのです。
正確にいえば、そんな自分がいることにようやく気づきました。
それは、過去の経歴に縛られていたから…
自分の場合は、特に映画関係のお仕事に捉われていました。
映画関係の仕事は、コロナの影響で特に映画館は苦境に陥っています。その一方で動画配信のこれまでにない盛況… 映画業界も変化の波が来ていることが、捉え方の気づきや変化を後押ししました。
コロナで今まで以上のスピードで時代が変化していくのを感じる中、とにかくこれだ!という直感を信じ、勇気を出して、1歩踏み出すことがより重要になってきています。
それは、今までの記事で述べように、脳科学、量子力学、潜在意識、東洋哲学、精神世界、では語りつくされていること。
繰り返しになりますが、
好奇心の赴くまま(ここが重要)新たに挑戦することは、認知症予防という観点でも、とても効果的だそうです。
認知症予防の詳細については記事『40後半~50代から始める認知症予防 心がけたい5つのポイント』をご覧ください。
好奇心・興味の赴くまま、その瞬間、直感的に、ひらめいたアイディアを積極的に取り入れて、自分の経歴とかけ合わせれば、よりオリジナル性が増す…
人生100年時代、超少子高齢化、科学の進歩とAIの代頭により、時代の流れが大きく変わりました。そのため多くの人が❝いっせいのせ❞で目指してきた「大学→会社→定年」の3段階ストーリーはもはや成り立たないでしょう。会社の肩書に頼るような没個性の時代は終わり、多様性の時代になったため、ニーズが見えにくく正解がありません。そのため、個性やオリジナリティを磨くことが活きてきます。
その新たな好奇心・興味に従うまま進んだ先に見えてきたのが、キャリアコンサルタント、という仕事でした。
また生涯現役を目指すのに新たに始めるとしたら、アラフィフである今がタイミングとしてちょうどいい。
どの方向に進むべきか迷い、独学でいろいろさぐってきたこの3年の知識・情報は、実は、キャリアコンサルタントという職業として、また学術的に、体系化されていることに気づきました。
コロナ禍により自宅にいることも多く、時間もある、国家資格として試験もあり成果も見えやすい…、
そして、
この3年、迷い、悩み、さまざまなアプローチでヒントを求め、その知識や情報の集大成となり得るのは、これから生きていく上でも糧になり非常に心強い。
『その人らしく生きられるようにサポートする』
何よりも、こんな風に人の役に立てたらと、具体的に見えてきたことが嬉しく、心のよりどころ、安心感を与えてくれました。
運よく国家試験に通れば、多少なりとも世間的に箔がつく、のも、正直ありがたいです。
生活の保障は得られなくとも選択肢が増えることは、それほどマイナスに働くことはないでしょう。
もちろん将来的には、キャリアコンサルタント、という枠にとどまるつもりはありません。
今後、様々な顔、カウンセラー、映画関係、タロット、食の探求、出会いの場(サロン)やイベントの企画・運営・管理など、かけ合わせながら、基本は「その人らしく生きられるサポート役」になろうと決めました。
そして、ブログらしく、シリーズ「個性を磨く~経験×新たな好奇心 ❝キャリアコンサルタント❞~」と題して、まずは❝キャリアコンサルタントへの日々❞をつづっていきます。