実技試験が終了して、約1か月。
待ちに待った合格発表の日。
主催団体サイトにて、午前10時から合格者が発表されます。
ところが、アクセスが集中して、サイトがまったく開かない…
まじか!1分でも早く結果を知りたいのに!!!!!!
11時にやっと、サイトのページにアクセスできました。
自分の番号を探している間は、もぉーーーードキドキです。
心臓が飛び出るほど。
時間が止まっている感覚。
あったーーーーー!
学科、実技、両方に自分の受験番号が!
受験番号が長すぎて、ダブルチェックして欲しい。
見間違いがなければ、無事に合格です。
(翌日、結果通知が郵便で届き、合格は間違いなかった!)
いやー、実にホッとしました。
20年、いや、30年ぶりの受験勉強でしたから。
キャリアコンサルタントの試験を受けることは、このサイトでも、知り合いにも、公言。
プレッシャーしかありません。
カッコよく言えば、公言して、わざとプレッシャーを与えてました。
で、一番の勝因は、何か?
それは、仲間を作れたこと、です。
それも3人、という少数の。
なんでも話せる仲間を作る
自分を含めて、3人チームができた、のは、ラッキーでした。
もちろん、講座に通うのは、前提。
ただし、複数のクラスメートから、特に親しい人を作れるかどうかで、勝因が決まります。
なぜなら、講座終了してから本番の試験までの3ヵ月の過ごし方が、重要、以外何物でもない!
この間、いかにやる気を持続させるか、どう勉強をはかどらせるかーーー。
そんなの、分かっているよ、と誰しもが思うもの。
実際、それが、難しい。
特に、実技(面接)に関しては、どう合格点までもっていくか、が、大きな課題でのしかかる。
講座終了から、時間が経てば経つほど、面接の感覚が鈍るんですよ。
仕事で、すでにカウンセリングをしている人は別ですが。
あれほど講座で面接の練習を何度も重ねて面接の極意を体がつかみかけたのに、年末年始をはさみ、時間があけば、ほとんど忘れています。
あの感覚を体が覚えてない… 愕然。
いくら本番直前に学校側が補講をしてくれたところで、挽回するのは至難の技。
その時点で、講師から強く指摘されようものなら、自信喪失に陥って…アウト。
自分は、面接に対して苦手意識が強く、このまま本番を迎えたら、不合格の文字しか見えない。
ここは恥も外聞も捨て、講座の同期(計11人)に、オンラインで面接の自主練をしないか、呼びかけました。
すると、2人が手を挙げてくれたんです!
これが、運命を決めました!笑
この2人が自主練につきあってくれたお陰で自分は合格できたようなもの。
さらに、面接の自主練だけでなく、講座では、なかなか話しづらいような本音、弱音さえも吐露できたのは、励み、でしかな~~~い。
参考書や試験について耳寄りな情報、特に勉強の仕方で、様々な有益な情報が入手しあえたのも、良かった。
なにせマンネリになりがちな受験勉強の幅が広がるんですから。
仲間のひとりが、1回/60分単位で面接練習できる講師をサイトで見つけて、すでに実践的な面接練習を重ねている!ことを知りました。
彼女も面接に対する苦手意識が強かったんですね。
彼女の本気度がうかがえ、自分のやる気にも火がつきました!
早速、紹介してもらって面接練習を申し込みました。
少々お金がかかっても、彼女も頑張っているのだから、やるなら今しかない、と踏ん切りがつくんですよね。
※詳細は「面接試験対策 練習不足解消法/キャリアコンサルタントになる!No.11」をご覧ください。
情報もさることながら、よい刺激につながります。
面白いのは試験が終わった直後に会って、試験談義。
終わった試験について、思う存分、吐けられたのは、仲間があってこそ。
コロナで人と接しないで、家で受験勉強するのは、かなりストレスでしたから。
そして何より最高なのは、合格発表当日に、祝杯を、あげられたこと。
この時のビールはしびれたーーーー。
3人とも合格できたことが分かるやいなや、当日飲みが決定。
この即決は、実にすがすがしく爽快!
仲間がいたからこそ、合格発表当日に、美味しいお酒を飲み、幸せなひと時を過ごせた。
これは、ありがたいのひとこと。
3人で合格できたことは、本当に嬉しかった。
この喜びも、仲間がいなきゃ味わえません。
まとめ
同じ目標を持った、仲間(自分を含めて3人が理想)を作ることが、勝因の秘訣です。
ポイント
理由は5つ
1.面接の練習ができる(面接は体で覚えるもの、場数を踏むしかない)
2.有益な情報交換により、勉強に幅が広がる
3.刺激になる →やる気スイッチが入る
4.本音、弱音が吐ける →ストレス解消
5.祝杯があげられる →今後も協力しあえる結束が生まれる!
学科も論述も、やれば点数は取れます。
面接も仲間を作れば、対策が可能です。
もっと言えば、その縁を大事にすること、で、より良い方向に道が開けました。
この勝因を別の言い方ですれば、思いついたことは、すべてやる。
やりつくせば「これで落ちたらキャリコンは自分にはあってない」とあきらめもつきます。
この境地まで達せられれば、結果はついてきました。
さて、
キャリアコンサルタント、の資格が取れても、今後、それをどう活かすかが、次の課題です。
実は、キャリコンは、求人数も少ない上に、登録料、更新料、更新のためには特定の講座も受けねばならず、維持費が尋常じゃない。
国家資格の実態に、猛烈に、がっかり。
資格取得で喜ばせといて、合格者をカモにした資格ビジネスやんか!
厚生労働省は、2024年までにキャリコンを10万人に増やすことをかかげている。
だったら、もっと求人数を増やすとか、合格後も質を伸ばしたいなら、その経費の助成金や給付金を出すとか、抜本的な政策を打ち出してほしい!!
と、こんな愚痴を、思い切り話せるのは、同じ境遇の仲間だから。
仲間のひとりは、この事実を知り、俄然、やる気がでてきた! 今までの経費は絶対回収するぞと意気込んでいました。
またしても、自分は、そのコトバでやる気に火がつくのであった!
仲間がいるって心強い。