キャリアコンサルタントになる!と決めたら、国家試験を受けなければなりません。
自称❝キャリアコンサルタント❞は、公には禁止されています。
実績主義の人はあえて資格をとらず、コンサルタントのひとつの要素として取り入れているようですね。
ただ、この試験、誰でも受けられるわけではなく試験資格が必要なんです…
目次
受験資格について
大きくは以下2つの条件があり、1つでもあてはまれば、受験資格が得られます。
①キャリアコンサルタント的な仕事に3年以上従事した人
②厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した人
※詳細はこちらをご覧ください。
特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会
ほとんどの人は、厚生労働省から認定された学校で講習を受けることになるでしょう。
逆を言えば、講習を修了すれば、誰でも受験資格が得られます。
最初のハードルは、学校選びです。
学校選び
どこの学校で講習を受けるか、意外に悩みます。
なにせ、どこの学校で受けようが、講習内容は同じ。なぜなら厚生労働省から認定された内容だからです。
学校を選ぶポイントとしては以下の4点です。
①講師陣
②学費
➂学校がかかげる特典は?
④講習のスタートと終了のタイミング
結果的に言うと、自分は『NPO法人 日本カウンセリングカレッジ』(NCCP)を選びました。
それでは①から④について、NCCPに照らしながら述べていきます。
①学校の特徴・講師陣について
学校の差別化としては講師陣が誰なのか、は最重要ポイントです。
多くの学校では現役のキャリアコンサルタントが講師として立っていますが、正直誰がいいのかよく分かりません。
NCCPは、キャリアコンサルタントを日本で広めた第一人者である宮城まり子氏がプログラム監修として入っており、直接講義が受けられます。
キャリアコンサルタントについての有名な著作も多く、心強いです。
②学費について
厚生労働省から認定された複数の学校の中で学費が一番安かったところを選びました。
とはいえ、NCCPも約26万円です!
約3ヵ月間、週1回8時間の講義が11回、課題提出あり。決して安くはありません…
ちなみに他校は30~45万円。講義内容は同じなのに幅があります。
実は、学費の最大70%が戻る 「専門実践教育訓練給付金」を使える学校があります。これは失業保険の一環で充当できる給付金です。
うまく条件に当てはまれば、約10万円で講習を受けられます。
残念ながら自分のようなフリーランスの立場では失業保険を払ってないので使えません…
後で分かったのですが、NCCPを選んだ受講生は、自腹の人がほとんど。それは給付金の認定を受けてないから…
自腹を切っているので、かえって真剣な受講生が多く、宮城先生も熱意を感じられ、教える方もやりがいがあるとか。
その事情を汲んでくれているようで、学費は分割もあり!
さらに、その分割の料金も1回最低5万円を守れば、あとは相談に乗ってくれるんです。
非常に良心的で感激しました。
➂学校がかかげる特典は?
それぞれ学校は特典を設けています。
自分の場合は、何より、講義がすべて終わった後に、別枠で試験対策のための講義があるかどうかをチェックしました。
多くの学校は、別に5~10万円ほどの有料の試験対策講座を設けています。学校としてビジネス要素が強い印象を受け、引いてしまいました。そういう学校は何かにつけビジネス色が強いと思われます…
ちなみにNCCPは、1日だけですが無料で試験対策講義を実施。
そして同じような特典としては、補講がありました。次の期の講義を3回まで無料で受講可能です。分かりにくかった講義、試験に出る頻度が高い内容の講義を再度、受けることができます。
自分にとって、NCCPが持つ大きな意味のある特典としてもう1点あります。
NCCPはもともとカウンセラー養成学校として50年以上の歴史があります。
キャリアコンサルタントは、職と人をマッチングする仕事というイメージが強いのですが、当然、それだけでは成り立ちません。
結局は人の心を扱うカウンセリングの色が強い。
ここは、心理カウンセラー養成講座が本家本元。将来的には、その専門性が必要になってくるだろうと見込んでいます。
で、NCCPは、なんと、受講生であれば、心理カウンセラー講座の受講料が半額になるんです。これは自分にとって、大いに魅力的でした。
④講習のスタートと終了のタイミング
キャリコンの国家試験は、年3回実施されます。
2021年は、3月、6月、8月の実施予定。
毎年、実施時期が多少ずれるので、公式サイトを確認してください。
特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会
この2つの協会が試験を実施…
どうやらこの2つの協会がいろいろ牛耳っている模様!
9月末から新たな期が始まるタイミングが自分にとっては非常に重要でした。
今後、冬を迎えるにあたり、コロナが猛威をふるう可能性が高く、強制的な引きこもり生活が始まるかもしれないからです。
このタイミングの良さも、学校を選ぶ理由として重要。一種のご縁の要素が強いです。
他の学校について
他の学校の特徴として特筆すべきは人材派遣会社が、キャリアコンサルタントの学校を創設しています。
試験に受かり無事資格を取得できた人はスムーズに派遣登録できるようになっています。同じキャリコンでも卒業生ならそれなりに融通してくれるかもしれませんね…
また大手派遣会社は、東京都からハローワークの事業を委託されています。
以上の点から、資格取得後、比較的仕事にありつけやすいかもしれません。また卒業生たちとのネットワークも大々的に(大げさに)作っていて、ある種、派閥のように見えます。
意地悪な見方をすれば、大手らしく人材を囲っている?!
それに比べて、NCCPは、NPO法人ということもありビジネスとしてギラギラしていません。
実は、自分は4期の受講生です。
つまり、学校としてキャリアコンサルタント講座は始まったばかり。規模は小さく、システマチックではない手作り感があります。
これを実績が少なく頼りないと取るか、親しみがあり親近感がわくか、好みによって分かれます。
オリエンテーションに参加した感想は、スタッフの方との距離が近く温かみがありました。一生懸命さもうかがえて好印象のスタートです。
ひとまず安心しました。