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豊の部屋レポート 第11回 |ゲスト:起業コンサルタント

更新日:

投稿:2018年11月2日【豊の部屋】
更新:2018年11月18日

10月28日 (日) 16:30スタート

ゲスト 羽田隆也 起業コンサルタント
『ビジネスの種を形にする専門家』

第1部 お仕事について

-大学卒業後の仕事は?
大和証券SMBCのIPO部門にてベンチャーなど
未上場企業が初めて上場するためのお手伝いをする、
いわばコンサルタントの仕事につく

参考

IPOとはInitial Public Offeringの略

-日本の会社っていくつあるの?
日本の企業は現在約400万社といわれ、
そのうち上場企業が約3000社、残りは未上場企業である

-上場企業のメリットは?
資金調達のため新たに株を発行することができる
そのためには決算を開示しなければならない
だからこそ信用が得られる

-上場会社のデメリットは?
決算を開示することですべてが外部の目にさらされる
そして株主総会で株主の意見を聞くことも求められる

-大手企業でも上場してない?
上場のメリットが見出せず
取締役がわざわざ借金して自社株を買いなおし、
上場を取りさげる企業さえある

-そもそもなぜ証券会社に就職したの?
いまだやりたい領域の仕事はない
そのため業種、業態を選ばない証券会社か
コンサルタント会社に職をもとめる
とにかく働き通しの証券マン時代をすごす

-転職!
3年半でベンチャーに転職
3人目の社員として『ラクスル』に入社
プロジェクトマネージャーという役職で何でも担当する
ミーティングで司会しながら寝るほどハードな日々
2018年には従業員は300人、上場している

-ラクスル起業の成功要因は?
絶好のタイミングで投資をする
そのお金はどこから?
→ベンチャーキャピタルから資金調達に成功

-ベンチャーキャピタルの算段とは?
何十年に1社、
facebookのような会社がでれば良し
なぜなら世の中なかなか回収できないのが当たり前
選び抜いて1社や2社だけに投資しても
絶対稼げないのを知っている

参考

ベンチャーキャピタルには
5億から200億の元手がある

-ある日、後頭部に痛みが!
寝る間も惜しんで証券マン時代以上に働いた結果
後頭部に痛みが生じ、離職

-ベンチャー企業とは?
面白いことに挑戦し起業
一方で、お金よりも、やりたいことや
面白いことを見つけて、離職する初期メンバーもいる

第二部 いよいよ「アート×経済」の会社を起業

現在、株式会社「バスユニット」代表取締役

-その経緯は?
刀匠を父に持つ東京芸大卒業、アートの分野で
活躍している知り合いに相談するうちに
「日本の美術を前進させる」ことを
missionにすえた会社を起業することになる
それが株式会社「バスユニット」

-そもそも日本のアートマーケットの規模は?
2400億円
世界の中で締める割合は3.6%

参考

日本の映画産業も年間2000億円を前後
紅生姜産業や
新宿伊勢丹地下1階の食料品売り場の年間売り上げと
同じだと言われている

-それはどうして?
アーティストはまずギャラリーに属す
ギャラリーにコレクターがついていて
買ってもらい、出世するというのが定番
さらに「アートは金を稼ぐためじゃない」という
考え方が根強い
アーティスト、特に若者はずっと貧しいまま

-「四谷未確認スタジオ」とは?
若手アーティストの有料展示会、アートの勉強会など
アートの新しい価値観を発信していく場
詳細 公式サイト
https://mikakuninstudio.tumblr.com/concept

-サロンは大事?
かつて、経営者、哲学者、資本家、作家が集い、
だらだらと話をすることでつぎの問題を提起
それを社会の課題と捉え、ビジネスが生まれた

サロンは小さなコミュニティが生まれる場として重要

ネットのヴァーチャル空間が強くなればなるほど人はリアルな空間や機会を求める

『自分が自分として人間的に満たされる世界が大事であり
作家を呼び止めて存在していることを確かめ合う空間』
それが『四谷未確認スタジオ』である

-ビジネスモデルは?
会員制(有料)
展示会など有料イベントの開催
展示会で残ったものは買い取り、
企業で一定期間かざってもらうよう貸し出す
何をどこに飾るかもコーディネートして
空間を豊かにする

参考

アメリカではアートディレクターという職として企業は採用
彼の選んだ絵を飾ることで、その空間に
コミュニケーションが増えれば
ボーナスがアップするという職がある

-アートとは?
アート=問題提起である
言語化されていないことを予見して顕在化する、
もしくは爪痕をのこす
経営者はその問題や課題を解決する
その結果、
アーティストと経営者が共鳴する

-映画業界の底上げのヒントは?
仕組みを変える

オランダのベンチャー企業を例にとると
会員制で記事配信する会社を立ち上げた
会員からどんな記事が読みたいか募り
専属の記者が徹底的にしらべあげて
記事をだす、というもの
同じようなニュースに皆あきている
知りたいことを知りたいという民意に
応えているやり方で成功している

俺の好きを押し付けているうちは
常にこの金額は妥当かという問題が
ついてまわる

ポイント

ビジネスモデルが成功すれば必ず搾取がある
みんなが幸せになるビジネスをすればいい
正しくやって正しく儲けるどうせなら楽しく稼ごう

【お知らせ】
11月15日に四谷未確認スタジオにて
『アートのオークション体験会』を実施
会員の方は無料
一般の方は有料
詳細 facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/347148649202707/?ti=cl

 

羽田隆也 プロフィール

大和証券SMBCにて投資銀行業務に従事。IPO部門にてベンチャーなど未上場企業、上場企業に対し財務デューディリから、エクイティストーリーの構築、バリュエーション、IPOコンサルティング等を行う。その後、ラクスル株式会社に参画し、印刷EC事業のPMとして事業立ち上げを推進、カスタマーサポート部門立ち上げ、管理組織の構築、資金調達等を担当、管理部長兼カスタマーサポートマネージャー。2014年大和証券に戻りIPO業務を行い、複数社のIPOを実現。現在は独立し、アートと経済を考える株式会社バスユニットの代表。その他個人にて事業開発支援、コンサルティング等を行う。

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