12月15、16日の週末は、
長野の安曇野へ高速バスを使って行った。
新宿バスタから約4時間。
片道4時間は、やはり遠い…
ちなみに上の画像は、春先の様子。

今回の目的は
パーマカルチャー安曇野を卒業して2年、
“その後の生活”を今年度の生徒の方々に
スピーチをするためだ。
果たして自分のこの2年が他人様の参考になるかは
非常に不思議だが、これも良い機会だと思い
引き受けた。
そのお陰で、サイトのパーマカルチャーページを
完成させることができた!
サイトとしてはとても意味が大きい。

改めてパーマカルチャーを復習し、
ページでは「パーマカルチャーこと始め4選」を
紹介している。
これは、パーマカルチャーの考え方をもとに
地球への配慮やそのための工夫を
暮らしに取り入れることを提案している。
言ってみれば、エコ活動だ。
便利を追求した現代の生活に慣れていれば
面倒くさいことが多い。
これは、他人様にむけたものではなく
一重に自分への戒めである。

安曇野に着くと懐かしい面々がいて、再会にわく。
ここにも受け入れてくれる仲間がいることが
純粋に嬉しい。

さて、スピーチは、自分のほかに4人。
私がトップバッター。
2年前に書かされた「向こう3年のvision」と
その2年後の今、実際はどうなったのかをメインに話した。
私の場合は、地方に移住することは考えてない、
都会も好きだからだ。
その中間をいく二拠点住宅を理想にかかげながら、
アイデアを形にすることを中心に活動していること、
ツールとしてサイトに力をいれていること、
そして、公共交通機関で通えることを条件に
畑や田んぼに携わることを決めていること、を発表した。

冗談も交えながら、30分のスピーチは終了。
反応はまずまずといったところ。
仕方ない、私はまったく農的暮らしに
100%振り切れていない、“中途半端”代表である。
それはそれで参考になるだろう。

ほかのスピーチは…

●大手企業にお勤めだったエンジニアの方。
彼は糸つむぎのチャルカを竹で開発。
自然の素材で、いつでも気軽に糸が紡げる、ことが目的。
竹のチャルカは日本を飛び出し、
彼は中国の深セン、インドで竹チャルカを広めていた。
ちなみにチャルカはこういうものです。
https://mettacenter.org/definitions/charkha/

●スタッフの女性。
限界集落の空き家に引っ越して3年目。
今どんな生活をおくっているか、を発表。
彼女のその家は、正真正銘ボロボロである。
トイレなし、洗濯機なし、水道も外、火は玄関のカマド…
そして奥の襖を開けると大家さんの先祖代々の写真が
ガッツリ飾られたまま。
2階は荒れ放題で獣のフンが山積。夜は、物音さえする!
ただし家の裏には山があり、自然は豊か。
土壌もよく竹もある。
見渡す限り、周りに家はない!!

1度、遊びに行ったことがあるが、
正直、私は、住めない…
そんな家に一人で暮らす彼女を心底尊敬する。

徒歩2キロ圏内で生活ができることが
この空き家に住むことを決定づけた。
空き家に一人暮らしをする目的は
グローバル化により知らない間に
どこかの国の人たちを搾取することなく、
自然と調和できる暮らしをするため。

立派だ…

移り住んだ当時は、元小学校の先生が女ひとりで
人里離れたボロ家に住むため、怪しまれたそう

人からの助けや協力があってこそ畑や田んぼを基にした
暮らしが成り立つ。
最近は積極的にコミュニティに加わる。
周りの人とつながっていることにすごい安心感を
得られるそう。

発見としてパーマカルチャーの原則はいろいろあるが
こういった暮らしをすると
勝手に原則どおりになっていく、と。

また、時間だけはいっぱいある。
稲刈りもひとりで2週間かけて終わらせた。
なんとかひとりでも生きることはできる。

お金は必要な時に必要な時にだけ稼ぐ。
稼ぐことは自分の時間を売ること、自由な時間がなくなる。
お金に対してフラットになれた。
自分にとって半農半Xという生き方が一番しっくりくる。
自分の食べる分はせめて自分で作る。
時間を売って、必要なお金を作る。

課題としては一人で暮らすことの限界を感じ始めている。

●特筆すべきは、もう一人のスピーチ。
64歳、大酒飲みの紳士が登場。
彼は去年安曇野に通い、この1年で着々と農的暮らしを進めている。
大手広告代理店を退職後、八ヶ岳に土地を購入し
農的暮らしを実践中。

彼の積極性とひとつひとつこなしていく実践力に感心した。
さらにすでにサイトも立ち上げ、想いを発信していた。
そのサイトが、完全に振り切れていて
言いたいこと、発信したいことがはっきり書かれてある。
とてもわかりやすい。

サイト名が「気づきのワンピース」という。
センスが光る!さすが、プロ。
ぜひ、サイトをご覧いただきたい。
http://morinohotori.com/

彼の活動や存在が、とてもよい刺激になりそうだ。
じつは八ヶ岳は、二拠点住宅の候補なのだ。

この新しい出会いに感謝。

スピーチの機会を作ってくれたスタッフの
ミカさん、どうもありがとう。
心底、尊敬しています!