ホリエモン、好きである。
堀の中からでてきたあと、好きになった。

それを言うと怪訝な顔をする人が多い。
おそらく彼が逮捕されるまでマスコミを賑わせていたので
ホリエモン=お金の亡者、
というイメージなのだろう。

お金に欲深く稼いでいるのにもっともっとと欲を出して不正を働き、逮捕された、と。
当初、自分もそう思っていた。
逮捕されて当たり前、いくぶん気持ちがいいようにさえ感じた。

2006年、証券取引法違反で逮捕。そして2年6ヶ月の実刑判決を受け、2011年、収監され服役。2013年刑期終了。

次々と本が出ては、ビジネス書のベストセラーとして巷を騒がせている。
サイトもメルマガもとても人気、起業も相変わらずで、今度は宇宙ロケット開発だ。
さらに面白いことに彼主催の塾まで開校されている。

なぜ、自分は彼を好きになったのだろう。
それは「わが道を自分の信念で貫き、突き進んでいる」ように見えるから。
彼を作っている根本、根っこの部分をとても知りたくなった。

手に取ったのは、出所後、彼がはじめて出した「ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく」だ。
彼が今まで語ってこなかった半生をさらけ出している。

ただの田舎者でダサいオタクに過ぎず、それをずっとばれないように隠していた、と。

この本はダサい彼のサクセス?ストーリーではなく、ゼロ地点に立ち返り、改めて「働くこと」について考えている。

そのため、彼の根っこを掘り起こし過去をさらけださざるを得ない。
彼は家庭環境に恵まれていたわけでも、天才でもない。

そして、彼は言う、
『儲けるために働くのではなくお金から自由になるために働こう』

賛成。
じゃ、どうやって、自由になるのか、彼の動向に、これからに、注目したい。

働くこと、に疑問を持ち始めた人にオススメの本である。
彼は、獄中で40歳を迎えたそう。
40代は、やはり、折り返し地点で、「40は惑う」ようだ。